モンゴル旅行記(郡司 勝生)

M E S T

Mongol Exchange & Support Tour

1997.6.21 〜 1997.6.25



愛しきモンゴリアン達へ

(社)笠間JC モンゴリアンズ 副団長

指導力開発副委員長 郡司 勝生

前略  先日は本当にお世話になりました。白土先生からどんな日本人が来るか、どう聞いた か知らないけれど、出迎えから見送りまで今までにない経験をさせてくれて本当にあり がとう。心から感謝します。みんなのことは一生忘れないことでしょう。

 今回僕が「みんなはすこいなあ」と感じたのはます、5カ国語も話せる子がいたこと で、僕なんかはというと、日本語もろくに喋れないし、外国語は「こんにちは」程度、 今回だって「サインパイノー」ぐらいしか覚えていない。
ほかにも、すぐ僕たちにとけ込んでくれたり、積極的だったり、言いかえれば「社交的」 とでもいうのか本当にうらやましく思えるほどでした。
また、僕のことを言うと、外人さん見ると偶見の目で見てしまうし、前に2週間ぐらい 僕の家にチェコの女の人が泊まったときなんか、おどおどしちゃって困っちゃいました。 こんな僕だから、みんなが日本に来たときにあれだけの歓迎ができるか心配です。 ほかにも日本人て忙しい人ばっかりだし、物価は高いし、ディスコなんてここ5年ぐら い行ってないし、こんな事ばっかり言ってると日本に来たとき僕に会いに来てくれなく なっちゃうかもね。本当はみんなにまた会いたいです。

ゴビ砂漠
( ゴ ビ 砂 漠 )

 これからみんなは、モンゴリアンとしていろんな経験をしていくと思う。ときには日 本に来たときにほかの日本人との差別を受けたり、今回のように日本から多くの旅行者 が妨ねてくるでしょうう。いいことばかりあるとは限りません。そんな時は、持ち前の明 るさでがんばってください。そして多くの旅行者なんかにモンゴルの良さを伝えてやっ てください。それがみんなの為であって、モンゴルの将来のよき姿につながっていくこ とと思います。なぜなら僕が、モンゴルの良さを知り、またモンゴルに行きたいと思っ たからです。こう思う人がどれだけ多くなるかが重要だと思います。
みんななら、これが出来ると思います。

 最後に愛しきモンゴリアン達に、また出会えることを心から願います。
そして あの笑顔を また見せてください。それが僕の願いです。
これから看い日が続きそうだし、大変だと思いますが、体には十分注意してください。

本当にいい思い出をありがとう

モンゴルを愛した日本人より

ゴビ砂漠
( ゴ ビ 砂 漠 )

ディスコ
( デ ィ ス コ )


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